007 夢十夜(第八夜)

好きな一文
豆腐屋がラッパを吹いて通った。ラッパを口へ宛がっているんで、頬ぺたが蜂にさされた様に膨れていた。膨れたまんまで通り越したものだから、気掛りで堪らない。生涯蜂にさされている様に思う。」

理由
『夢』ならではの妙な不安感がたまらなくワクワクします
(アイ/映像制作 女 東京都)